日々のお茶を楽しんでいますか。
白露の候、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
秋の深まりを感じるようになりました。
お月見が近くなると、「うさぎ」や「すすき」など、この時季らしい和菓子を見かけます。
私たち日本人にとって、お茶を飲む事と、ご飯を食べる事は、日常であり、生活の基盤になっています。
でも、「茶道」または「茶の湯」という表現に変わると、なぜか非日常的な行事になっています。
これは、時代と共に日本人の生活スタイルが激変したのが、大きいと思われます。
残念なことではありますが、着物・畳・床の間が生活様式から消えつつあります。
毎日の食事の時、お茶は、どんな味がしていますか?
いつもより少しだけご自分に対して、丁寧に接する時間と場所を作ることを意識するだけで
お茶の味が違ってくるはずです。
そういえば、「飾る日も飾らない日もミツ・・で」
という宣伝がありますね。
まさにこんな感じです。
どちらであっても、生活スタイルを意識することが大切だと思います。
私が主宰させて頂いている(静岡)茶華道稽古は、
「まずは、一服差し上げます。」
「季節の花を暮らしの中に愛でる。」
ここから始めています。
毎月、新鮮な気持ちで取り組んでいます。
20160912 はが ゆうこ
9月15日は、十五夜ですね。
月を眺めるなんて、本当に日本文化は奥が深い!
いつも感動しているわたしです。
15日は、ススキと団子そしてサツマイモを
忘れずに。