早いもので11月を迎えました。
深秋の候、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
この連休は雨模様の予報でしたが、今日は秋晴れの良い天気になりましたね。
今日は、お茶について少しお話します。
茶道では、11月は正月に当たります。
今年の5月に摘んだお茶を茶壺に保存します。
そして、11月に茶壺の口を切り、今年の新茶がふるまわれるのです。
これを口切りの茶事といいます。
10月末には、障子の貼り替え・畳替え・庭の手入れ・炉縁の手入れなど
丁寧にかつ迅速に行われます。
これは、一般家庭の模様替えに当たりますね。
11月の茶道稽古は、炉開きと呼ばれ、生徒たちも今年の新茶を味わうことが出来ます。
炭を熾し、釜を通して沸く湯の音。
改めて、季節の流れを感じます。
今月の稽古が待ち遠しいです。
20141102 はが ゆうこ
手前から、抹茶・緑茶・紅茶です。
なんと、11月1日は「紅茶の日」でした。
11月は、茶に縁があるようですね。
抹茶・銘 八女の華(長崎・星野製茶問屋)
緑茶・銘 名月(静岡・小柳津製茶問屋)
紅茶・ダージリンセカンドフラッシュ