木枯らしが吹きすさんでいます
風邪などひいていらっしゃいませんか。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
先週、アトリエソレイユの冬のアレンジをHPにアップしました。
今回はアトリエピアニッシモさんとのコラボレーションです。
優美な色合い・かたちを楽しんでいただければと思います。
さて、今日は、私が長年稽古を続けている茶道・華道についてお話します。
日本の“道”事の歴史は、古く奥深いので簡単に書けるものではありませんが、
私が稽古を通して感じていることをお伝えします。
稽古は、毎月、第3週の金・土曜日にあります。
まずは、金曜日(場所は小石川)。華道の稽古です。
古流松藤会の月例審査会(研究会)に出席しています。
私は、正教授クラスに属しています。クラスは、平均年齢も高く、私は、“若い”生徒になります。
正教授クラスになると、それぞれが活けた作品は、上手なものばかりです。
やはり、作品の数(稽古)をこなしているというのが大きいですね。
クラスが上にいけばいくほど、“上手”な作品ばかりです。
だからこそ、研究会に参加することは、勉強にもなり、複雑な気持ちにもなります。
複雑な気持ちというのは、自身の作品が一定のラインを超えることがなかなか難しくなっているということです。(上手だけではなく、輝く何かが足りません!)
華道は、想像力の稽古だと私は、認識しています。自分との闘いでもあります。まだまだ学びが続きます。
そして、土曜日(場所は、静岡市内)。茶道の稽古です。
表千家茶道です。
この時間は、まさにその時の自分自身と向き合います。
稽古を26年続けていても、納得した手前など出来た覚えがありません。
それが、稽古を続ける事だと私は、感じています。
手前の後の、美味しい茶と和菓子は格別です。
茶道は、集中力が大切だと思います。
人間味あふれる茶を点てられるよう、精進あるのみです。
私は、色々な習い事を経験していますが、習い事の全ての基本は、茶道・華道の稽古に通じると思っています。
私の行うプリザーブドレッスンの基本も茶華道にあります。
限られた時間を、レッスンを受けていただく方と共にするということは、ありがたいことです。
今後も真摯に精進していきます。
2012.11.25 はが ゆうこ